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マビノギブログ

くまさんサーバーの女帝こと時流さんが持ち前のドSな性格と執念をもってかき乱す物語。とりあえず、お前にレインボー。
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2012/05/26
21:54
侍女長の日記 -3

 そうだ。すべての始まりはあのときだ。
反芻する過去。もう、戻りようのない過去。

 お嬢様が右目をボルトで打ち抜かれたとき。
絶命寸前の彼女に頼まれて宝物庫から強引に持ち出した、あの紅い液体。
じいや曰く『エリクシル』『第5実態』そして『賢者の石』と呼ばれる秘宝。
それがたちまちにして彼女の傷を癒し、そして、力を与えた。
そう。それが錬金術における等価交換を打ち破るものだと知ったのは、後のことだ。

 強化人間(ブーステッドマン)。
その言葉が相応しいかもしれない。
「で、女子供も皆殺しにせよという命令が履行されていない。どういうことだ」
横一列に並ぶ将帥たち。みな、タラより南西で勃発した移民の無届けデモを鎮圧してきた。
デモの原因は愚かにも衣食住と医療の保障を求める、移民らしいといえば移民らしい行動。
それを徹底した殺戮を以って排除し、文句があるなら出て行くことを促進するような惨劇に
仕上げて来いという命令を受けていた。
「はっ!しかしながら申し上げます!武人たるもの女子供には」
言葉は続かない。
いつ鞘から抜き放ったか見えなかったが、トキール公が手を少し動かした刹那。
ロートマン少将の眉間から後頭部が突き抜かれ、血と脳漿を噴き出して斃れる。
「武人の誇り?君主の命にも勝る誇りなどない。愚か者め」
ニヒルな笑みを浮かべ、隣にいたホフマン准将に問う。
「貴様の言い訳は?」
「…」
釈明なし。ただ黙って立ち続ける。
いや、厳密には黙るしかないのだ。
喉笛を、掻き切られて絶命してた。
「ヒトとは脆いものだ。切っ先が触れただけで即死とは。手心など加えたくもない」
悪魔は、命じる。
「死体はバラして野犬にでも食わせればいい。そこの3人は」
シュタイナー中将、グルンヴァルド大佐(連隊長)、エドガー中佐。
「生きたまま皮を剥げ。そのまま塩漬けにして故郷に送り返してやれ」
慟哭。親衛隊がニヤニヤしながら、必死に抵抗する3人を殴打しつつ連行する。
「せいぜい泣き喚け。私を呪いながら死ね。この死ねない体を呪いながら」
「グライム大佐の近衛第1連隊を当該地域の治安維持に宛てる。殲滅戦だ。楽しめ」
「はっ!」
歴戦の近衛第1連隊は血の気の多いことでよく知られている。
家を焼かれ、稼ぎ頭を殺され、路頭に迷う女子供を笑いながら殺すだろう。
そのはらわたを生で噛み千切り、王の勝利を叫ぶだろう。
「所詮移民は移民。エイリフは移民を認めない。住み着けば殺す。それだけだ」
そして彼女は地図を広げ、各所にダーク(ナイフの一種)を突き刺す。
「この箇所は移民のスラム街がある。焼き払い殺し尽くせ。手段は選ばん」
「承知しました。今夜にでも決行します!」
「吉報を待っている」
それだけ言うと、彼女は親衛隊に護られ、執務室を後にした。

 その晩、タルティーン郊外に安住の地を見出したシドスト族(シドスネッター北部の原住民)
コロニーは、同地駐留の第2歩兵師団8500名によって攻囲を受け、住人300人が無残にも
生きたまま焼かれ、滅多撃ちにされ、刺殺斬殺など大方思い付く限りの残虐な方法を以って
屠られた。それとは別に若い女80人あまりが生きたまま連行され兵士達の慰み者にされ、
殺された後タルティーンの外堀に投げ捨てられた。
 その翌日にはタルティーン銀鉱の移民労働者居住区が武装親衛隊の攻撃を受け、
全員が殺害され、はらわたが飛び出したまま、街頭に吊るされた。
移民の一斉移動が始まり、エイリフ領内の移民は一気に数を減らす。
…たった一人の悪魔は、先代、先々代からの問題を、たった1週間で、それも人間を越えた
獣の心を以って、終わらせてしまった。

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2012/05/25
00:35
侍女長の日記 -2

 血は、血で償わせろ。
恐ろしいことを仰るお嬢様だ。
それもまた、私のせいなのかもしれないが。

 事の起こりは4日前のことだ。
それは、ほんの些細な、本当に些細な、侍女たちの不満から始まったこと。
『トキール様は戦争ばかり』
『おかげで貴族の皆様も戦時体制、女を侍らせたら粛清されるからって見向きもしない』
『お洒落をしたくてもいい生地はすべて軍需物資で取られた』
『なのにあの女狐ユリアと側近たちはいい服を着ている』
元々衣食住の権利が保障され、貴族の目に留まれば妾や夫人になれる
チャンスだってあるというところから、浮名を立たせたい者も多い。
勿論、純粋な気持ちでお嬢様に仕える者も少なくはないのだが、そんな娘たちが
あまりに多すぎて、正直、自信をもって絶対忠誠を持った組織とは言えない。

 しかし、それがお嬢様の耳に入るのに、そう時間は掛からなかった。
『ミサ、最近どうも私を批判するメイドが多いように見えるが』
一人称があたしから私に変わったとき。
それは、顔にこそ出さないが怒りが腹の底で煮えたぎっている証拠だ。
『…いいえ、少なくとも我が配下のメイドたちは』
それ以上、言葉は続かない。
いつの間に抜刀したか分からない剣が、私の首筋を掠めていた。
ひりひりする。血が漏れ出す。
『偽証は反逆。殺されたいのか?』
『…』
目が、既に怒りがただならぬことを物語っている。
『…』
『偽証・隠蔽は極刑に処す。例えミュンヒハウゼン家ゆかりの血筋でもだ』
『…』
部下を、護らなければならない。
それは、私にしか出来ない。
目をそらさず、でも何も言わない。
そんな事をしていると。

 メイドが一人、斬り伏せられた。
『っっっっ!ひゅー…』
喉笛を、一瞬にして掻き切られていた。
『どうだ。お前が黙っている1分ごとにメイドが一人死ぬというルールにした』
『!』
悪魔だ。悪魔の所業だ。
『おっと、目をそらしても反逆とみなして一人死ぬ』
『んぐはぁぁっ!』
心臓を背中から一突き。ありえない量の血を吐いて、また一人絶命する。
『ランツェ!ホーホラント!』
殺された部下の苗字を半ば絶叫の如く呼ぶが、きっとその声が通じないところに、
彼女らは旅立たされたに違いない。笑いながら足蹴にする悪魔。
『そんな苗字だったか。興味がないから覚えてもいなかった』
そして次の標的に刃を向けたとき。私はたまらず叫んでいた。
『申し上げますッ!一部のメイドたちがお嬢様を愚弄しておりましたッ!』
『その者たちの名は?』
『ッ!』
『残念、ハズレだ』
『んぎゃぁぁぁっ!』
3人目のメイドが、頚動脈を掻き切られて悶え苦しみのた打ち回る。
私を憎悪の目で睨みながら。
その頭蓋を強烈なストンプで踏み付け叩き潰し、絶命に追いやると。
『4人目はルナを斬るか。お前のお気に入りだろう?』
『逆らうものからは奪い尽くす。殺し尽くし、抵抗が無意味と思い知らせる』
そうだ。
片目を失って以来、この人は、そんな人なんだ。
『…申し上げます。ユリア様付きのメイド、シュトゥーテ、ハーゲル、フェアビュレッヘンでございます…』

 かくして彼女らはその日のうちに捕らえられ、兵舎に送られた。
『どうせ殺すつもりなら、先の戦いの功労者達の慰み者にした後に殺せばいい』
しかし、彼女らが兵舎から帰ってくることはなく、激しい輪姦の中で舌を噛み切り絶命するもの、
膣に高濃度のアルコールを流し込まれ急性アル中になり絶命するもの、最後の一人は
強烈な輪姦で廃人同然となり、最期は兵士に試し斬りされ絶命したそうな。
誰が誰かは分からない。あまりに壮絶な陵辱だったので。

 それ以来、トキール公とユリア様に陰口を叩くものはなく、仮にいたとしても私は知らない。
親衛隊が、そんな奴らを片っ端から粛清する。もう、屋敷で血に染まってないところはない。

2012/05/23
20:29
またもやメイドが増えてしまった。



 ホントメイド雇うのが大好きなときるんです。
新しくメイドさんとして、ひがゆーちゃんが加わりました(後列左)。
何でも魔法少女らしいので、これから非常に楽しみだったりします。
屋敷では…そう、何の仕事をさせようか。
よし、決めた。
慰 み 者 だ !

え、ダメ?
あ、みさがいるから大丈夫か。
よし、掃除頑張ってもらおう。

2012/05/23
19:59
侍女長の日記

 正直な話を言えば、もう、お嬢様の考えがまったく理解できない。
王として、そして悪魔として振舞う彼女の所業は筆舌に尽くしがたく、我がキーゼルバッハ家の
ミュンヒハウゼン家に対する忠義は、最早私の代で終わってしまうかもしれない。

 先日、一人の男が処刑された。
アルフレード・ファナーティカー・フォン=ビュステンハルター。
侍従官の一人で、私の母の弟…つまり叔父に当たる人物だ。
若い頃から放蕩者で、この仕事だって、母が父に嫁ぎ、その縁故でありついたに過ぎない。
ただ問題は、彼が処刑されたことではない。
その処刑を、私自らの手で行うように、お嬢様が命じたことだろう。

 そもそもの問題は、私にあるのかもしれない。
お嬢様は日ごろから私をよく労ってくださった。勿論言葉で言い表すのが上手ではない彼女だ。
モノで私を労うこともあった。しいて言えば、宝石の類だ。
私とて女と言う生き物であるから、当然宝石の美しさに惹かれる。お嬢様は気をよくして、
どんどん倉庫からダイヤモンドを持ってきてくださった。
 しかしそれが侍従官で宝物庫管理を任されていた件の放蕩者にバレる。
下賜するなら武器にしろ、国民共有の宝石を無駄にするな。
…しかし、彼女は知っていたのだ。
この放蕩者が、度々ダイヤやエメラルドを盗んでは、換金し女を買っていたと。
そして取り分が少なくなるのを危惧した放蕩者が独自でリストを作っていたことも見抜いた上で、
私にダイヤを下賜し、この男が動くのを待っていたようだった。

 かくして彼は捕らえられたが、それだけならざまぁないと言い切れる。
『ミサ、お前が処刑するのよ』
その言葉を、一瞬理解できないでいると。
『家の誇りとこの下賎な男の命、どちらを取るの?』
また、悪魔はこうも言った。
『殺せない、と言うのであれば、お前の祖父母を処断する。なぁに、用済みの絞り粕だ』
ワインを開けると、彼女は縛られ床に転がされていた叔父の耳を剣で斬り飛ばす。
絶叫。しかしただでは死なせない。
のた打ち回る叔父の周りにマキビシを撒く。
それはたちまちカラダに突き刺さるが、特別仕様なので深くは刺さらず、微量の出血と激痛のみ。
『アはははははハハハハッ!』
壊れた笑いとともに、彼女は私に剣を向け。
『さぁ、殺す?殺さない?お前の絞り粕の屋敷は既に親衛隊が包囲している』
『私が手元のボタンを押せば彼らに連絡が飛び、即座に絞り粕ドモは首を刎ねられ屋敷は焼かれる』
『それでもなおこの反逆者に肩入れするのであればお前の父母も容赦なく殺す』
脅迫。
しかしそれは私を黙らせるだけの力があり。
『…かしこまりました』
その言葉を搾り出すのが精一杯だった。

 かくして放蕩者、ビュステンハルターは、タラ中央広場特設会場にて。
死ぬほど赤ワインを飲まされた上で斬首となった。
死に際、死にたくないと大声で叫び逃亡を図ったため、背中に5本の剣を刺され、
最期に、私に首を刎ね飛ばされ。

 死体は埋葬禁止令が出ているため、今でもあの場所に転がっているだろう。
野犬に食い荒らされているかもしれない。だが、それを埋める気にはなれない。
お嬢様は、未だに親衛隊の攻囲を解いていない。迂闊なことをすれば祖父母が殺される。
何のことはない。金を無心に来る姿しか思い出せないゴミのような男だったではないか。
…そう、お嬢様が、正気に戻ると信じよう。
今は、それだけしか出来ないから。

2012/02/02
00:59
最近、シてないなぁ。

何って、ログインを。
はい、ってことでコンバンハ、相坂です。
年明けて、商人が実装されたりとイロイロ忙しいマビノギですが、皆さんどうお過ごしですか?

去年の暮れに『三十路ギルドももうお終いびゃw』と某あほあほの偉い人(BYりょーこさん)が
言っておられましたが、今年も楽しい思い出が作れるとよかったり、そうじゃなかったり。
まぁ、どこぞのアホ政党がヘマして日本が無くならない限り、去年より悪い方向にはならない…ハズ。

【みさみさー】

 みさきちが相変わらずツンです。デレません。どうしたらいいでしょうか。

【ギルド作ろうかなーなんて】

 そろそろお世話になっている海の檻歌を卒業して、新しいギルドを立ち上げようなんて思ってたり。
でもこのご時勢人が集まるわけでもなし、ソロギルドじゃつまんないしねー。
ってことでメンバーが集まる面白い案募集中なうw

【今更だけど】

 Twitterやってます。ID tokiru777
マビノギのこととかハマってるゲームだったり、愚痴だったり呟いてます。
もしかしたらあたしがフォロー漏れてるだけかもしれないので、フォローした後にでもDM贈ってくれるとありがたい。
ちなみにメイドのみさきちもやってます。 ID maidcheifmisaki
こっちもマビネタだったりあたしへのツッコミだったりしているみたいなので、良かったら会話を見てくださいw

【今日の一枚】
スネーーーーク!














スネーク!スネェェェェェク!
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